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50代更年期の乾燥肌、急にひどくなったのには理由があった―日頃のケアと手順を実体験で

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40代後半になったある日、いつも通りに化粧水をつけながら「あれ、肌がまったく吸いこんでくれない」と感じた瞬間がありました。それまで使っていた化粧水が急に物足りなくなって、いくらつけてもカサカサのまま。「もしかして、更年期のせい?」と頭をよぎった方、きっと多いはずです。

私自身、更年期に入ってから肌の乾燥だけでなく、指先がひび割れるほどの乾燥にも悩まされました。皮膚科を2軒まわっても「手湿疹」と言われるだけで一向によくならず、ネットで調べてようやく「これは更年期の症状かもしれない」とたどり着いたんです。同じような経験をされている方に、少しでも役立てばと思って書きました。

この記事でわかること

  • 更年期になると急に肌が乾燥するのはなぜか(原因を知ると対策が変わります)
  • 50代の乾燥肌が若い頃と違う理由と、やりがちなNGケア
  • 今日から実践できる正しいケアの手順と、50代当事者が選んだおすすめ商品カテゴリ

  1. なぜ更年期になると急に肌が乾燥するのか
    1. エストロゲンと肌のうるおいの関係
    2. 皮膚のターンオーバーが乱れるとどうなるか
  2. 50代の乾燥肌はどこが違う――20代・30代との差
    1. 皮脂量・水分量のデータ的な差
    2. バリア機能の低下が招く悪循環
  3. やってはいけない!更年期乾燥肌のNG行動5つ
    1. 1. 洗いすぎ・こすりすぎ
    2. 2. 化粧水のバシャバシャ付けだけで終わり
    3. 3. アルコール多め・刺激系成分の高機能コスメ
    4. 4. スキンケアを一気にゼロから変えすぎる
    5. 5. 水分摂取不足・エアコン乾燥を放置
  4. 50代更年期の乾燥肌、正しいケアの手順
    1. 手順1:洗顔――やさしく・短く
    2. 手順2:化粧水――コットンよりハンドプレスで
    3. 手順3:美容液――セラミド・ナイアシンアミドを主役に
    4. 手順4:乳液・クリーム・オイルで蓋をする
    5. 手順5:週1〜2回のスペシャルケア(シートマスクなど)
  5. 50代更年期の乾燥肌におすすめのスキンケア商品カテゴリ
    1. 保湿化粧水(ヒアルロン酸・セラミド系)
    2. 美容液(セラミド・ナイアシンアミド配合)
    3. フェイスオイル・クリーム(蓋役)
    4. 内側からのサポート――美容サプリ
  6. まとめ――更年期の乾燥肌は「変化に合わせたケア」で変わる
    1. この記事のポイントを3行で振り返る
    2. 最後に――私の体験から、ひとつお伝えしたいこと
    3. まずはスキンケアの見直しから

なぜ更年期になると急に肌が乾燥するのか

エストロゲンと肌のうるおいの関係

「エストロゲン」という言葉、婦人科で耳にしたことがある方も多いと思います。卵巣から分泌される女性ホルモンの一種で、月経周期を整えるだけでなく、肌のうるおいにも深く関わっています。

具体的にはこの3つです。

  • コラーゲンの生成をサポートする(肌のハリ・弾力のもとになるたんぱく質)
  • 皮脂腺の働きをサポートする(皮脂は天然の保湿剤)
  • 細胞間脂質の維持をサポートする(セラミドなど、角質層の水分を閉じ込める成分)

更年期になると、このエストロゲンが急速に減っていきます。すると、上記の3つが同時に低下してしまいます。だから「急に乾燥がひどくなった」「昨日まで問題なかったのに」という感覚になるんです。加齢による変化は年々少しずつのはずなのに、更年期だけは「ドン」と来る感じがありますよね。あれはホルモン変動の速さによるものです。

(補足:ホルモンの変動や乾燥の感じ方には個人差があります。婦人科への相談をおすすめします。)

皮膚のターンオーバーが乱れるとどうなるか

もうひとつ知っておいてほしいのが「ターンオーバー」の話です。肌の細胞は一定のサイクルで生まれ変わっていて、これをターンオーバーといいます。若い頃は約28日サイクルと言われますが、更年期以降はこれが乱れて遅くなりがちです。

遅くなると何が起きるかというと、古い角質が肌の表面に残りやすくなります。触った感じはゴワゴワ・ザラザラ。「肌が厚ぼったくなった気がする」と感じたことがある方は、ターンオーバーの乱れが関係しているかもしれません。

ところが厄介なのが、ゴワついているのに「水分は保てていない」状態になっていることです。外からは厚そうに見えても、バリアとして機能していないんです。だから、いくら化粧水をたっぷりつけても「蒸発してしまう」という悩みが生まれます。


50代の乾燥肌はどこが違う――20代・30代との差

皮脂量・水分量のデータ的な差

「若い頃と同じスキンケアを続けているのに、ぜんぜん追いつかなくなった」という声をよく聞きます。これは気のせいではなく、数値で見ると明らかな差があります。

わかりやすく言うと、50代の肌は「穴の空いたコップ」に似た状態です。若い頃は水(水分)を入れればコップにたまってくれたのが、50代以降は皮脂も減り、バリア機能も低下しているため、いくら水を入れてもどんどん蒸発してしまいます。だから化粧水の量を増やすだけでは追いつかないんです。

さらに、この変化は更年期が終わっても続きます。「50代はどうせ一時的」と思っていたら、60代以降も同じ状態が続いていた、という話はよく聞きます。だからこそ、今のうちに正しいケアの習慣をつけておくことが大切です。

バリア機能の低下が招く悪循環

バリア機能とは、外からの刺激(乾燥・紫外線・雑菌など)を防いで、内側の水分を守る肌の防衛ラインのことです。私はよく「肌の防護壁」と表現しています。

この防護壁が薄くなると、ちょっとした刺激にも敏感になります。いつも使っていたコスメが「なんか最近しみる」「赤みが出やすくなった」と感じたなら、バリア機能の低下のサインかもしれません。かゆみが出やすくなるのも同じ理由です。

私自身、指先がひび割れるほどひどい乾燥になったのも、このバリア機能の低下が関係していたと感じています。当時は皮膚科を2件受診して「手湿疹」と診断され、ステロイド外用薬を使っても症状が落ち着かない日が続いたんです。ネットで情報を探すうちに「更年期でバリア機能が落ちると、皮膚トラブルが起きやすくなる」という記事を見つけて、婦人科に相談しに行きました。

「バリア機能が落ちる時期で、守るものがなくなってくる。だから保護やサプリメントでケアが大事になる」というのが、私の実感です。


やってはいけない!更年期乾燥肌のNG行動5つ

1. 洗いすぎ・こすりすぎ

「毛穴が気になるからしっかり洗わなきゃ」という気持ち、よくわかります。私も長年そう思っていました。でも、更年期の肌には逆効果なんです。

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使うと、肌に本来必要な「皮脂膜」まで落としてしまいます。皮脂膜は天然の保湿クリームのようなもの。これを毎日きれいに落としていたら、バリアはどんどん薄くなるばかりです。

ゴシゴシこすることも同様です。更年期の肌は薄くなっているため、物理的な摩擦にも敏感です。「ちゃんと洗えている感じ」が気持ちいいのはわかりますが、それが肌を傷めているかもしれません。

2. 化粧水のバシャバシャ付けだけで終わり

「乾燥がひどいから、化粧水をたっぷりつければいい」。私もずっとそう思っていた時期があります。でも、水だけ入れて蓋をしなければ蒸発するばかりです。

化粧水は「水分を届ける役割」。その後に乳液やクリーム、オイルで「蓋をする工程」が必ずセットで必要です。特に更年期以降は皮脂が減っているため、外からの「油分」でサポートしてあげることが重要になります。

「化粧水1本で保湿完了だと思っていた」という方、実は50代では一番多い誤解かもしれません。

3. アルコール多め・刺激系成分の高機能コスメ

「成分が濃くて効果が高そう」な商品が、更年期の肌には合わないことがあります。

高機能コスメにはアルコールや、古い角質を取り除く剥離系の成分(AHAやBHAなど)が入っていることがあります。健康な肌のときは有効でも、バリアが薄くなった更年期の肌には刺激が強すぎて、逆に肌荒れを招いてしまうケースがあります。

成分表を見て「アルコール(エタノール)」が上位に来るものは、一度見直してみる価値があります。

4. スキンケアを一気にゼロから変えすぎる

「全部見直そう」と一気にコスメを変えると、万が一肌が荒れたときに「どれが原因かわからない」という事態になります。

変えるなら1〜2品ずつ、最低2週間は様子を見てから次に進みましょう。更年期の肌はただでさえ揺らぎやすいので、一度に複数の変化を加えると肌が追いつけません。

5. 水分摂取不足・エアコン乾燥を放置

肌の外側からケアするだけでなく、内側からの水分補給も忘れずに。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水を飲む習慣をつけましょう。

また、エアコンのきいた部屋は湿度が下がりがちです。加湿器を使う、デスクに小さな卓上加湿グッズを置くなど、環境を整えることも立派なスキンケアです。


50代更年期の乾燥肌、正しいケアの手順

手順1:洗顔――やさしく・短く

洗顔はぬるま湯(約32〜35度)で、低刺激の洗顔料を使って、指でなでるような力で30秒以内を目安にしましょう。

泡をクッションにして、肌に直接指が当たらないようにするのがポイントです。「洗った感じがしない」と感じるくらいで、更年期の肌にはちょうどいいのです。

おすすめの洗顔料はこの後の商品セクションでご紹介します。

手順2:化粧水――コットンよりハンドプレスで

化粧水はコットンよりも手のひらプレスがおすすめです。コットンは便利ですが、繊維が肌をこすることになります。薄くなった更年期の肌には、できるだけ摩擦を減らしたいんです。

手のひらにたっぷり取って、顔全体を包みこむようにプレスする。これを2〜3回繰り返します。

成分を選ぶなら「ヒアルロン酸」や「セラミド」が配合されているものを優先してください。どちらも角質層の水分を保つのをサポートする成分です。

手順3:美容液――セラミド・ナイアシンアミドを主役に

美容液で特に注目したいのが「セラミド」と「ナイアシンアミド」です。

セラミドは肌のバリアを補うサポートをする成分です。ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、肌のうるおいを保つのを助けると言われています。どちらも更年期の肌に取り入れたい成分です。

肌にうるおいを与える習慣として、無理なく続けてみてください。

手順4:乳液・クリーム・オイルで蓋をする

ここが50代のスキンケアで最も見直してほしい工程です。

手順2の化粧水で「水分を届けた」後に、乳液・クリーム・オイルのいずれかで蓋をします。この工程を省いてしまうと、届けた水分がすぐに蒸発してしまいます。

夜のケアなら「最後にオイルを1〜2滴重ねる」だけでも保湿力がぐっと変わります。テクスチャーが重すぎて苦手な方は、軽めのオイルを少量から試してみてください。

手順5:週1〜2回のスペシャルケア(シートマスクなど)

毎日のケアに加えて、週1〜2回のスペシャルケアを習慣にしてみましょう。シートマスクや集中保湿パックは、日常ケアでは届きにくいところまで水分を補給するのをサポートしてくれます。

毎日やらなくても大丈夫。週末の夜だけ、でも十分です。「やらなきゃ」というプレッシャーではなく、「自分へのご褒美」くらいの気持ちで続けるのが長続きのコツです。


50代更年期の乾燥肌におすすめのスキンケア商品カテゴリ

手順がわかったら、次は「何を選べばいいか」ですよね。ここでは私が実際に選ぶ際に意識しているポイントと、おすすめのカテゴリをまとめました。

保湿化粧水(ヒアルロン酸・セラミド系)

選ぶ際のポイントはこの3つです。

  1. アルコールフリー(エタノールが上位成分に入っていないもの)
  2. セラミドまたはヒアルロン酸が成分表の上位に来ている(成分表は配合量の多い順に書かれています)
  3. 「低刺激」「敏感肌向け」とうたっているもの

更年期の肌は揺らぎやすいので、最初は肌への刺激が少ないものから始めることをおすすめします。

プチプラで始めるなら(無印良品)

しっかりエイジングケアしたい方に(私の個人的おすすめ・ブライトエイジ)

美容液(セラミド・ナイアシンアミド配合)

美容液を選ぶ基準はこちらです。

  1. セラミド配合(ヒト型セラミドであれば特に◎)
  2. ナイアシンアミド配合
  3. パラベンフリーや低刺激処方のもの

価格帯が高めなものも多いですが、美容液は「量よりも成分」と考えると選びやすくなります。少量で毎日続けるほうが、たくさん使って途中でやめるよりずっと意味があります。

ドクターズコスメで本格ケア(ジュランツ)

高須クリニックの美容皮膚科医Dr.高須英津子が開発したドクターズコスメ・ジュランツ

スッと染み込む、ナイアシンアミド美容液(いつかの美容液)

肌にのせた瞬間、スーッとなじんでいく感覚が心地よくて。ナイアシンアミドにPDRN・βグルカン・CICAを組み合わせた処方で、敏感になっている更年期の肌にもなじみやすい美容液です。

フェイスオイル・クリーム(蓋役)

「蓋」になるアイテムは、重すぎず毛穴が詰まりにくいものを選ぶのがコツです。

  • 植物由来オイル(ホホバオイル、スクワランオイルなど)は肌なじみがよく、50代肌にも使いやすいと感じています
  • クリームはジェルテクスチャーよりも、しっとり系のほうが更年期の乾燥には向いていることが多いです

夜のスキンケアの最後にオイルを1〜2滴追加するだけでも、翌朝の肌のもちが変わります。

べたつかない保湿クリーム(キールズ クリームUFC)

引き上げながら塗り込む美容液バーム(リフトマキシマイザー)

たった60秒で即実感!ヒト幹細胞入り美容液バーム「リフトマキシマイザー」

内側からのサポート――美容サプリ

肌のケアは外からだけでなく、内側からのアプローチも大切です。

コラーゲン・セラミド・ビタミンCなどを含む美容サプリを、日々の習慣として取り入れている方が増えています。私自身も、更年期に入ってから内側からのケアを意識するようになりました。

あくまで日常の食事やスキンケアを補う「習慣のひとつ」として、無理なく続けることが大切です。「自分を大事にする時間」として取り入れてみてください。

私が更年期のサポートとして取り入れているものをいくつかご紹介します。

「飲む」次世代スキンケア(ディフェンセラ)

「飲む」次世代スキンケア<ディフェンセラ>

更年期の不調に(第2類医薬品)

大豆イソフラボン由来・エクオール系サプリ


まとめ――更年期の乾燥肌は「変化に合わせたケア」で変わる

この記事のポイントを3行で振り返る

  1. 更年期の乾燥はエストロゲン減少による構造的な変化です。あなたのせいではありません。 ホルモン変動によってコラーゲン・皮脂・バリア機能が同時に低下するため、急に乾燥を感じるのは自然なことです。
  1. 洗いすぎ・蓋なし保湿・刺激の強い成分などのNGをやめて、手順通りのケアに切り替えましょう。 化粧水だけで終わらず、乳液やオイルで蓋をする工程を加えるだけで、肌の感触がかなり変わります。
  1. ケアは「続けること」が何より大事です。 一夜で劇的に変わることはないけれど、毎日少しずつ積み重ねることで肌は応えてくれます。あせらず、自分を大事にするペースで続けてみてください。

最後に――私の体験から、ひとつお伝えしたいこと

私は更年期に入ってから、ホットフラッシュ(突然の発汗・ほてり)をきっかけに婦人科を受診しました。ホルモン補充療法(HRT)を始めてほてりは落ち着いたのですが、しばらくして今度は手指の乾燥がひどくなって。指先がひび割れるほどになり、皮膚科を2件まわっても「手湿疹」と言われるばかりで症状が落ち着かない日が続いたんです。

ネットで調べていたとき「更年期でバリア機能が落ちると皮膚トラブルが起きやすくなる」という情報を見つけて、婦人科に相談したんです。使用していた薬を変えてもらい、抗アレルギー薬も処方していただいて、1ヶ月ほどで症状が落ち着いてきました。

これはあくまで「私の体験」であり、すべての方に当てはまるわけではありません。ただ、「これは更年期と関係があるかも」と思ったら、ぜひ婦人科に相談してみてください。皮膚科だけでなく、婦人科の視点からもアドバイスをもらえることがあります。

更年期は「バリア機能が落ちる時期」です。守るものがなくなってくる分、自分で補ってあげる必要があります。スキンケアも、食事も、サプリも、全部「自分を大事にする行動」のひとつ。同世代のみなさんと一緒に、無理せず続けていきたいと思っています。

更年期のホットフラッシュ、私の症状と体験談。セルフケアで少し楽になれた話
突然、顔から首にかけてカーッと熱くなる…これって、もしかしてホットフラッシュ?私も40代後半、肩から汗が吹き出るような感覚を経験しました。最初は「疲れかな」「歳のせいかな」と思いながらやり過ごしていたのですが、気づけばそれがホットフラッシュ…

まずはスキンケアの見直しから

以下は、50代当事者の私が「選ぶなら、こういうものを」と思って紹介しているカテゴリです。よかったら参考にしてみてください。


*この記事は個人的な体験と情報収集をもとに作成しています。医療的なアドバイスではありません。症状が気になる場合は医師・婦人科への相談をおすすめします。*

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